試乗記 4FRNT RENEGADE

イメージ 1続きましてエリックモデルの長男 RENEGADE です。
ディープパウダー用になります。
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センター122mmフルロッカー
アメリカの自社工房 THE WHITE ROOM でハンドメイドで一本一本丁寧に作られています。
パウダーの雪圧に負けないようフレックスは3兄弟で最も硬い。13’モデルからはハーフキャップ構造でややマイルドになり扱いやすくなりました。
来期14’モデルは基本的なところは継続ですがテール部分に補強素材を入れ板を立ててアンカーにしたときに剥離しにくくなっています。
 
今回ディープパウダーはありませんでしたが以前に乗った時の印象も交えてレポします。
圧雪バーンは RAVENHOJI といった兄弟機のなかで一番滑り辛くなります。高速パウダー用に硬く作っているのでしなやかにバーンに食いついてはくれません。板に頼るような滑り方ではなく自分で働きかけて操作していかなければならないので乗り手の技術も問われるところです。しかしながらリフレクトテックによってカービングが可能です。高速ロングターンの方が外力でたわみが生まれて安定します。
エリックはこんな板でも圧雪のコブ斜面をジャンプターンを混ぜながら降りてきてしまいますが。。
薄っすらパウダーでは当然浮力が出て自由度が断然違います。以前ヒザパウでの使用時にも沈み込まずスルスルと滑らかでありながら直進性が強かったのが記憶に残っています。
センター幅122mmも極太過ぎないので比較的操作性が高く手ごわい印象はないですね。
デイリースキーとして選ぶ板ではないですが少しでも深雪が降れば使いたくなります。
 
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以上がエリックのシグネチャー3機種になります。どれも完成度が高くそれぞれが個性的で使う状況に合わせベストなものに仕上がっていると思います。ただ3機種に共通して言えることがあります。それはパウダーで走るということです。
これはエリック・ホレフソンの哲学というか生き様なんでしょうね。硬派です。
来シーズンはシチュエーションに合わせて選びやすくなり楽しみですね。
 
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エリックと言えばこれですかね。
 
ヒラモト
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