試乗記 DPS TOUR1 Wailer 112RP2 / Wailer 99

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こんにちは。
先日関温泉で行われた DPS の試乗会に行ってまいりましたのでレポートします。

当日は寒波が来ていて気温も低く一晩で40cmの積雪があり絶好のコンディション。3シーズン連続で参加していますが滅多にないスペシャルな日になりました。
その他いろんな意味でもスペシャルだったのですが。。
小売店向けの今回の試乗会の参加者も自分含め2名のみ、あとは輸入元のO氏と山岳ガイドの山岸氏の計4名というプライベート感満載のほぼ貸切状態!
思わず試乗会ということを忘れてしまいそうです。


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ほとんどのモデルは継続なのでインプレッションは以前の ブログ を参照してください。
今回は来季のトピックとして話題になっているTOUR1についてインプレしたいと思います。

バックカントリーで人気の Wailer シリーズですが Wailer 112RP2 / Wailer 99 / Cassiar 95 の3モデルにロングツーリング対応の Tour1 が加わりました。
コンストラクションはフルキャップ構造、心材に軽量で強度のあるバルサにカーボン/グラスでサンドイッチしています。
スキーを軽量化するには構造か心材をいじるわけですが両方を軽量化してしまったわけですね。
実際に持ってみると超軽量化されているのだ分かります。
あおった感じはトップ、テールとも非常に柔らかい。

先ずは Wailer 112RP2 Tour1 から
滑り出しは低速なので柔らかさが簡単な操作性で初心者でも簡単に扱えます。
深雪の中を徐々にスピードを上げていくとウェイラーらしいフワリとしたトップの捕えで浮力を感じそれにスウィングウェイトの軽快感がプラスされた感覚です。
構造を考えると直進性もある方ではないでしょうか。
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やはりサンドイッチ構造ではないので粘りは少なく淡泊感はありますがツアーモデルとしては十分ですしツアーでのクライムヒル時の体力温存を考えた時に中高年の方や初心者にはアドバンテージになりそうです。

続いて Wailer 99 Tour1 もほぼ同じ印象で浮力は劣るものの沈み込みながらの操作性が楽で次のターンへの切り替えが簡単で軽快に行えます。
更に軽量感が増しますね。
春先からのツーリングでは威力を発揮しそうです。

Tour1 が加わったことで一つのモデルで3種類の構造のものが選択可能になったわけですが嗜好にあわせてより細かい選択ができるようになりましたね。
 Wailer 112RP2 Tour1 の場合ノーマルモデルよりも590g(片方)、PURE3よりも280g(片方)軽量な今回の Tour1 はツーリング志向の方にとってかなりのアドバンテージになり最優先のチョイスになりそうです。








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