試乗記 BLACKCROWS anima

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こんにちは
先日、白馬八方尾根にて行われた BLACKCROWS SKI の試乗会に行ってまいりました。
来期かなりのモデルがモデルチェンジとなり充実の試乗会だったので報告します。
 
前日は雨だった模様でアイスバーンの上に当日の寒波でしんしんと深雪が降り積もるというバーンコンディション。
朝方はまだ深雪がスキーで削れると下のアイスバーンが露出状況です。
 
先ずはフレッシュなうちに来季のトピックスであろうニューモデル anima から試乗スタート。
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今期まではツインロッカーの中で一番太い nocta センター125mm の次が atris センター107mm だったのでその間が欲しいなと思っていたところにリリースしてきたのがこのセンター115mm anima です。浮力に不満のない圧雪でも扱いやすいファットというところでしょうか。
 
試乗前のファースインプレッションはトップがカクカクしているのが目を引きます。トップとテールのロッカーは抑え気味でサイドウォールはハーフキャップとステップダウン方式でサンドイッチと軽量化が両立された構造。
構造だけで言えば nocta というより atris の兄弟かなという印象。
見た目は完全に独自路線、トップのカクカクやいかに?! という感じです。
ターン半径も3兄弟のなかで最も大きい21mで60%のキャンバーにより直進性やコントロール性、スピード安定性を重視した作りというのが予測できます。
 
それでは試乗した印象です。深雪では太さによる十分な浮力と直進性で安定したターンをこなしていきます。反応は3兄弟で一番クイックで足元の硬さが効いています。
とはいえツインロッカーでテールは振りやすく扱いやすさも兼ね備えています。
アイスバーンでもエッジコンタクトがしっかりしていてグリップします。
スピードを出した時の安定感はこの手のツインロッカーの中では抜群ではないでしょうか?
深雪だけでなく圧雪でもハイスピードでロングターンを不満なく滑りたい上級者に最適です。
フリースタイルとフリーライドの両方で満足できる作りのようです。
つまりアルパインハートをもったツインロッカーということですね。
性格から推測するにトップのカクカクは深雪を切り裂きハイスピード時の振動吸収に効果を発揮しているのではないでしょうか?
この animanoctaatris の間に位置しますがどちらかというとフリーライドの corvusatris を足して太くして割った!? 印象です。
 
総括してどういう人におススメかというと深雪でのツインロッカーのスウィングのし易さは欲しいがハイスピード時の安定性や直進性、ハードパックでのコントロール性やグリップ力も犠牲にしない、そんなスキーを求める上級者にピッタリです。
 
因みに anima はアニマルのことでワイルドに行こうということのようです。
3兄弟で一番のビッグマウンテンモデルということですね。
つまり anima は "GO BIG  GO FAST" ということです!
 
japanuary
 
 
ヒラモト
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