試乗記 BLACKCROWS corvus

イメージ 1こんにちは。
引き続き BLACKCROWS の試乗インプレになります。
 
フリーライドスキーの試乗は普通のアルペンと違い圧雪バーンだけではなく深雪での性能も試したいわけですが当日の八方尾根は吹雪とはいえテストには非常に良かったと思います。
 
次は硬派なフリーライドモデル corvus です。
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BLACKCROWS のアイコンとして一番最初のプロダクトが corvus でした。
シャモニーのプロスキーヤーや山岳ガイドが “市場に満足のいくスキーがない。それなら自分達で満足のいくスキーを作ってしまおう” というのが始まりです。
シャモニーのようなビッグマウンテンでは深雪はもちろんクーロアールでのアイスバーンまで絶対的な安定感、
狭いシュートでのハイスピードターン時の正確なコントロール性が求められるます。
そんな背景から生まれたのが corvus です。
 
来期はテールがハーフロッカーに変更されたようです。single beak and a half となっていますがトップロッカー&ハーフテールロッカーということですね。
なるほど。
これは最近のビッグマウンテン系のトレンドになってますね。
 
それではインプレです。
滑り始めからすぐに直進安定性が感じられます。スピードに乗っていくとターン後半の加速がいいですね。良い意味でオーソドックスなアルペンスキーの特性が感じられます。
有効エッジが長いのでエッジホールドがしっかりしていて正確にコントロールできます。硬いフレックスでパワフルですが手強くはないですね。
ハイスピード時のミドル~ロングターンが抜群に気持ちいいです。
ハイスピード時は一番安心して乗って行けます。
確かにテールのハーフロッカーが入ったことで深雪でのターン始動が楽になりました。ビッグマウンテン系もGSの板をそのまま太くしたようなものから進化して安定感を残しながらも深雪でのターンのし易さを取り入れたものが多くなりました。
前モデルの安定感を損なうことなく操作性を容易にしたのが今回の corvus ということですね。
引っ掛りの少ないターンのし易さと安定感のあるアルペン魂のバランスが良い仕上がりになった今回の corvus でした。
 
ハイスピードでの直進性や安定感を最重視するフリーライダーに間違いなくおススメです。
 
 
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ヒラモト
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