BLACKCROWS の試乗記まだまだ続きます。
来期の大きなトピックスの一つとしてツーリングバージョン ”freebird" シリーズに
corvus が加わります。
ここ数年の飛躍的なツーリングスキーの革新により各メーカー軽量化されたファットスキーをリリースしてきています。
自然な流れでフリーライドのフラッグシップである corvus も軽量化され来季 freebird バージョンとしてリリースされます。
映像でノーマルの corvus が山岳エリアのバックカントリーで使われるのを目にしますが重さを差し引いても持って行きたいということでしょうからこのツーリングバージョンは自然な流れでしょう。
心材にポローニャ(桐)とポプラ、補強材にカーボン、グラスファイバーを使用しているようです。
ディメンションやボトムの形状は来季の corvus と全く一緒です。
早速試乗した印象ですが
ノーマルバージョンよりかなり軽さを感じます。
もちろん絶対的な安定感は多少薄れますが乗り味は極端に変わらずに corvus のDNAを受け継いでいます。
軽量な山スキーのようなキョロキョロした不安定感は一切ないですね。
普通にゲレンデモデルとしても使えるレベルです。
深雪ではかえってスウィングウェイトが軽くて切り替えしが楽ですね。
フレックスも少し柔らかく corvus よりも回しやすく、扱いやすくなっています。
基本的な乗り味は corvus の試乗記を参照してください。
ツーリングスキーといっても滑降時に最大限に楽しめるようにデザインされています。
センター109mm 183cm 重量:3850g
ビッグマウンテンモデルとしてはかなり軽量ではないでしょうか?
ツーリングでどうしてもしっかりしたスキーを持っていきたいと重いのを我慢していたかたに非常におススメです。
ピンク一色というのも素敵ですね。
Carnet de Couloir Ep4