みなさんこんにちは。
DYNAFIT からニューモデル TLT Radical ST 2.0 と TLT Radical FT 2.0 のツアービンディングが入荷しました。
当初は今年の2月に入荷予定でしたがお待たせしまして半年遅れで入荷です。
当店でも多くの問い合わせがあり期待度の高さを感じます。
というのも前モデルからかなり改良されています。
TLT Radical ST 2.0 (599g)
改良点は
まずトゥーピースから見ていくと回転することで滑走時に誤解放を防ぎ安全性を高めていること。
またヒールピースは前圧がかかりターン時のスキーのたわみに追従するので保持力が高まり誤解放を防ぎます。
ウォークモードではヒールピースの回転はスキーモードに戻す時に逆回転できるようになり扱いやすくなりました。
また回転させるのにブレーキパッドを押さえる必要が無くなったのも大きいですね。
アルミ製のパワープレーとによりねじれ剛性も12%アップしているようです。
取付けビス位置も広くなったので安定性とエッジへの圧も伝わりやすくなっていると思われます。
TLT Radical FT 2.0 (630g)
は基本構造は一緒ですが解放強度が12まででカーボン製のインターフェースにより安定した滑りに貢献します。
こうしてみると
特に滑走時の安全性と安定性を重視しているのが分かります。
これはツアーにおいても滑走性の高いスキーやファットスキーを使用する人が増えているためだと思われます。
個人的には回転式のヒールピースがスキーモードのときにあそびというか復元幅(エラス幅)があるんですが前モデルよりも回転が硬くなり保持力が強くなった感じがするところが大きいと感じています。
これはメーカーHPにも書いてないですし、担当者から聞いた話でもなく実物を触ってみた印象での話なので確証は持てませんがトラバースの滑走時に斜面が波打っていたり不整地のときに誤解放するときがあると前モデルの使用者から聞いたことがあるので振動に弱いと感じていたからです。
ツアー用ビンディングは機動力の代わりに保持力がスポイルされていましたが時代の流れと共に滑走時の性能もアップしてきています。
昨年から他社メーカーも滑走性を重視したモデルをリリースしてきています。
この新しい TLT Radical 2.0 Binding も間違いなくメインストリームから外れることなくビンディング選びのベストチョイスになるのではないでしょうか?
How to use Dynafit Radical 2 Ski Touring Binding
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