こんにちは。
本日も入荷情報です。
DYNAFIT からツーリングブーツ話題の新製品 Khiôn が入荷しました。
ツーリングと言ってもよりアグレッシブな滑りに対応したフリーツーリングのカテゴリーになります。
開発には VULCAN に続いて エリック・ホレイフソン が参加しています。
そのことからもフリーライディングに注力しているのが分かります。
素材はぺバックスをメインに使い補強にグリアミドとスポイラーにマグネシウム使用で剛性を強化。
軽量さを持ちながら正確なコントロールが可能です。
このブーツの最大の特徴はツーピースシェル(オーバーラップ)でありながら比類のない軽さ(1530g/ハーフ)と90°もの可動域により快適な歩行を可能にしたところではないでしょうか?
VULCAN は良くできてはいますが3ピースによるフレックスはタンによるところが大きくしなやかさがなくスムーズな加重を掛けずらいというデメリットがありました。
逆に言うと大きな可動域で歩き易さと軽さに貢献していたわけですが。。
それだけ滑りを重視した2ピースシェルで軽さと歩き易さも兼ね備えるブーツを作るのは至難の業なのでしょう
。
Khiôn はコンストラクションから見直したまったく新たなモールドです。
開発費の掛け方から見てもフリーツーリングブーツの中核となっていくであろうディナフィットの自信作です。
試履きした感じではインナーの踵のホールドはタイト、舟状骨付近圧迫はなし、前足部はやや細めな感じでホールド性がありながらきつ過ぎずというところです。
幅広の方は厳しそうです。
シェルフレックスは110~120の間という感じでスムーズな加重で粘っこさもありいい感じです。
上級アルペンブーツと遜色ないフィーリングです。
90°もある可動域はさすがに歩き易いですね。オーバーラップシェルでこの可動域はまず無いでしょう。
また独自設計されたPOMOCAソールのグリップは素晴らしくグリップします。雪も付きにくくなっているらしいです。
2ピースシェルで軽量で可動域がしっかりある歩き易さを備え滑りを重視するブーツをお探しの方はぜひ候補の1足にお考えください。
ライバルとしては SCARPA FREEDOM SL , FREEDOM RS 辺りになってくるのではないでしょうか。
是非店頭にていろいろ履き比べしてみてください。
Dynafit Khion Boot - tested by Eric Hjorleifson
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