取付例 4FRNT RENEGADE / G3 ION / ATOMIC WAYMAKER 130

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皆さんこんにちは。

取付例の紹介です。
本日のお客様は20代後半の男性ですでにロッカーキャンバーのファットスキーをお持ちの方です。
近々大雪山へバックカントリーに行かれるということでパウダーで走るスキーを探されていました。
すでにお持ちのスキーがあるのでパウダー専用が欲しい、整地性能は考えていないと、フルロッカーの板を履いてみたいとおっしゃる。

整地性能は考えていない、フルロッカーでパウダーで走る...
そうアレです。
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4FRNTの自社工房 ” WHITE ROOM ” でハンドメイドで作られるこのスキーはブランドフィロソフィーを象徴しているモデルといえます。

一見サイドカーブのないその作りはハードフレックスと数値上のラディウス35mというのもあり大回り専門に見られがちですがボトムのロッカー形状によりターン弧の調整がし易い。また最大限の浮力をもたらすフルロッカーにより抵抗がない分パウダーでも振りやすく自在な動きが可能です。
但しハードフレックスはハイスピードで雪圧に負けない為で特にテールにかけては硬く剛性の高い作りでターン後半にスキーが走るよう設計されています。
したがってオートマチックではなくターンを仕上げるにはある程度滑り手の技術が要求されます。

試乗時にハードバーンであればボトムのロッカー形状に合わせたサイドカーブ ”リフレクトテック” により滑りやすくはなっているもののパウダーに照準を合わせた設計ですので明確な安定感とは言い難いのは確か。
しかしながらひとたびパウダーに入ってしまえばまさに水を得た魚のようにスルスルと素晴らしい動作を見せ始めます。
そういった意味では最初の一本には勧め辛く今回の方のようにはっきりとした方向性のある方におススメしたいスキーですね。

ビンディングはテックの中では保持力の期待できる G3 ION 、ブーツは手持ちのフレックス硬めの ATOMIC WAYMAKER CARBON 130 。ハイスピードの中でファットスキーを抑えるには硬めのブーツが間違いないですね。
足型を拝見したところ前足部にボリュームがあるもののそこまで幅広でなく甲も低い方なので操作性を考えると他のメーカーでもっと合うものがありそうです。
聞くと前~中足部の遊びが気になるそうです。
RENEGADE に合わせた今後のブラッシュアップが楽しみですね。

大雪山で楽しんできてください!

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Eric Hjorleifson Freeride Touring Helmet Cam Video


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