スタッフ山行日記 屋久島編

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皆さんこんにちは。

先日の夏休みを利用して屋久島 宮之浦岳に行ってまいりましたのでご報告します。

夏休みなので家族や親戚集まり日頃のストレスを発散したいわけですが、旅に行っても十人十色やりたいことが皆違います。
観光だ、海だ、山だとそれぞれに希望があるわけですが
こちらとしては数少ない貴重な休日、やはり山に登りたいわけで何とかして引き込みたいのです。

小中学生になった甥っ子姪っ子も山に巻き込みたく
その為にはうるさい子供たちに ”エサ” で釣らねばなりません。
辛い登山を連想されない屋久島はまさに持って来いで「海がきれいでウミガメに会えるよ」とか「鹿さんに触れるよ」とか話をかなり盛ったりして(-_-;)
初めて登山する子供も誘い込むことが出来ました。(マネしちゃいけませんよ)

自分としても半年前から膝を痛めていてリハビリ登山のためテン泊縦走に不安がありましたが折角なのでテント経験させたいなと思い定番の宮之浦岳~縄文杉の縦走に決定しました。


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鹿児島からプロペラ機で屋久島へ


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空からでも海の透明度が分かります。さすが自然豊かな島です。

到着して1日目は宿に泊まり翌日から1泊2日の縦走です。
朝4時出発なのに旅行気分なので皆なかなか寝ません。(ちょい不安)
朝になって案の定なかなか起きようとしない子供たちを何とか起こし淀川登山口に到着し登山スタートです。


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基本自分のものは自分で持たせます。
幸い屋久島は水場が多く水には困らないので重量は助かります。


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屋久杉にパワーをもらいながら歩きます。

1年で370日雨が降ると言われる屋久島ですが天気が良くラッキーです。
その代り関東に台風が行ってましたが。。


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途中さるが早速お出迎え。
あまり逃げません。











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屋久島は大きな岩が多く奇岩と言われる変わった形のものがこの後も多くみられました。これはトーフ岩


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尾瀬のような湿地帯もあります。


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岩を持ち上げてみたり


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ロープで登ってみたりとアトラクションで飽きさせません!




























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出た!
屋久鹿!!



宮之浦岳に近づくにつれ森林限界を超えるとついに屋久鹿に会えることが出来ました。
(ウソにならなくてよかった)

後で聞いたら会えない人もいるらしい。。














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5時間くらい歩いて宮之浦岳が見えてきました。

天気がいいと高山植物の登山道は気持ちいいですね。
やっぱり縦走はいいな~
膝も大丈夫そうです。

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九州地方最高峰
宮之浦岳に到着しました。

登山初めての姪っ子も良く頑張りました。

でもテン場まであと3時間歩くからね。
頑張ろう!



目的地に向かう途中ガスが多くなってきてしばらくすると雨が降ってきました。
雨が強くなってきたところで雨合羽を着ることに。
登山自体初めての子もいてレインウェアも着るのも初めて。

なんせぶっつけ本番な小学生達なのでザックカバーを裏返しに付けてみたり。(まあ。。)
収納場所が悪く中身をぶちまけたり(まあまあまあ。。)
挙句はレインウェアと間違えて?!土砂降りの中、羽毛の寝袋を袋から出す始末(ありえません。。。)
と創造力豊かな子供たちでした!


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登山道に無警戒に横たわる屋久鹿に癒されながら目的地の新高塚小屋に向かうのでした。



邪魔してごめんよ。














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コラコラッ  止めなさい!


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登ってきた宮之浦岳をバックにポーズ。


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人の顔に見える人面岩

など散策しながら新高塚小屋にたどり着き幕営したのは夕方の4時になっていました。
子供たちもヘトヘトになりながらも楽しんだようです。
初めてのテントも狭いだの虫が入っただの騒いでましたが睡魔には勝てなかったようです。


翌日は5時間ほど下るだけです。
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紀元杉や縄文杉など観光登山のガイドツアーの行列待ちをしながら降りて行ったのでした。























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定番の巨木ウィルソン株から見上げてみたり










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後半ほとんどトロッコ道を歩きます。
意外と歩きにくい。

を3時間ほど歩いて今回の山行は終了しました。

子供たちも無事に歩き通せて良かったです。
自分にとっても初心者の子供を連れて行くにあたり色々といい経験になりました。
なにより天気に恵まれたのが一番の幸かもしれません。


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島の西側にある永田 
ウミガメの産卵で有名ないなか浜で疲れた体をのんびりほぐし旅は終了です。


観光ガイドなどミーハーな感じがしてあまりいいイメージがありませんでしたが
今回初めて訪れて大自然の豊かさ満載で素晴らしい山旅になりました。
今更ながら皆さんにもおススメです!



ヒラモト
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