登山靴のフィッティング HANWAG編

イメージ 1皆さんこんにちは。

本日は登山靴のフィッティングについてのご紹介です。

以前の ブログ でも紹介しましたが
当店では色々な木型の登山靴のストックをしております。

ご来店されたお客様には可能な限り足の特徴や足型に合うものを提供させて頂いていますが
ほとんどの方は靴そのものの木型でフィッティング出来ています。

しかしながら左右同じサイズ、同じ足の形をした方はまず居ないのでどこかしら不満が出るものです。
そこで当店では調整を施してからお渡しすることがあります。

今回はそんな調整の2つの事例の紹介です。
たまたま同時期に同じ靴という滅多にない鉢合わせで珍しい2例です。


1人めは甲高で中足部幅広で右足のほうが数ミリ大きくボリュームもややあります。
種々検討した結果 HANWAG アラスカワイドGTX がベストと決定しましたが右足の小指の骨が出ている為そこだけが気になるという方。
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画像は既に調整したもので右足の小指の付け根部分を部分出ししています。


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アップで見ると分かりやすい。
小指というより付け根であることが分かります。


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比べてみた。右足が調整した方です。

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小指付け根の骨だけ出ているのでピンポイントで出します。




2人目の方は少し幅広で右足の方が3mm大きくボリュームが前足部にあり団扇のような広がり方をしています。

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こちらの方も同じく HANWAG アラスカワイドGTX に決定しました。
ただ左はいいのですが右足の小指先端が当たるようです。


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左はデフォルト、右は調整後です。
小指の先の部分が広がっています。


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上からも見比べます。
丁度カーブが始まるところ右足の小指が広がりました。


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こちらの方はピンポイントというよりも小指全体から爪にかけて圧を感じるのでカーブを合うように調整します。


お二方とも左足はなんともないのに右足の小指側だけ当たってしまった事例ですが
当たる場所が違います。
似たような事例ですが調整の仕方がかなり違います。

その人それぞれに合った調整というのが大切です。
靴が痛いとか何を履いても合わないとか足にお悩みの方はぜひ当店にご相談ください。


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最後は ” 完成品 ” としてお渡しします!


ヒラモト
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