皆さんこんにちは。
もう2016年もあと1ヶ月を切りました。
気候は変でも容赦なく年の瀬です!
もう2016年もあと1ヶ月を切りました。
気候は変でも容赦なく年の瀬です!
さて今回は、冬山登山に欠かせないクライミングブランド・グリベルの新型ピッケルをご紹介します。
GRIVEL AIR TECH EVOLUTION GB(エアーテックエボリューションGB:左)
GRIVEL AIR TECH RACING GB(エアーテックレーシングGB:右)
GRIVEL AIR TECH RACING GB(エアーテックレーシングGB:右)
グリベルのクライミング・縦走用の定番ピッケルがモデルチェンジしました。
最大の特徴は、シャフトがG-BONEシャフトと呼ばれる異型断面の形状になり、強度と軽量化を両立させています。
最大の特徴は、シャフトがG-BONEシャフトと呼ばれる異型断面の形状になり、強度と軽量化を両立させています。
断面がドッグボーン(犬の骨)形状になったことにより強度をより高めています。
以前よりアイスアックスには採用されていたこの技術ですが、満を持して縦走用ピッケルにも導入されました。
以前よりアイスアックスには採用されていたこの技術ですが、満を持して縦走用ピッケルにも導入されました。
側面の凹溝は指掛かりも良く握りやすいというメリットもあります。
こちらがより曲がりの大きいシャフト(エボリューションベントシャフト)を使用したエアーテックエボリューション。
曲がりが大きくダガーポジションをとりやすい、急斜面向き。
ラバーグリップ付きです。
黄色いので分かりにくい?「AIR TECH EVOLUTION」の文字とほぼ同じ幅で溝が成型されています。
熱鍛造一体成型のブレードはイタリア製で頑丈です。
こちらは曲がりの少ないSAシャフトを使用した、エアーテックレーシング。
ストレートシャフトよりは気持ち曲がっている、このわずかな曲がりによって雪面により深い角度で刺さる為杖として使う時に効きが良いのです。
こちらのほうが溝が走っているのがよくわかりますね。
ブレードはほぼ同じです。
重量はエアーテックエボリューションが535g(53cm)、エアーテックレーシングが460g(58cm)とレーシングのほうが軽量です。シャフトの違いですね。
UIAA国際規格に照らし合わせるとエボリューションは「T」(テクニカル・クライミングに使用可)、レーシングは「B」(ベーシック・一般縦走用)となっています。
両方の製品ともヘッドカバーとハンドリーシュが付属します。リーシュには石突カバーが付いてますのでこのまま山に持ち込めます。
冬山に向けて是非皆様ご検討ください!
オザキ