とらやスタッフ山行日記:雲竜渓谷編

皆さんこんにちは。
本日もう春一番が吹いてしまったそうですね。
ただ、春一番の後は気温が急降下することが多いらしいので、山に行かれる方は十分注意してください。

さて昨日、最近冬のお手軽スノーハイキングスポットとして有名な日光・雲竜渓谷に行ってまいりました。
最近お客様からのお問い合わせが多く、人気の高さがうかがえます。

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場所は日光東照宮からほど近く、電車の方は日光駅からバスで東照宮の下の神橋というバス停まで行き、そこから川沿いに林道を歩きます。(ワタシは電車でした)
車の方は林道を走って途中の瀧尾神社あるいは林道ゲートに駐車スペースがあります。
林道ゲートからは左側に入ります。まっすぐ進むと最後は道がなくなり沢をよじ登ることになります。それがいいという人も?

往復6時間弱のコースですが、はっきり言って、ひたすら林道歩きが長いです。
楽しくなるのは途中の洞門岩という広場から先ですね。

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まあこんな林道なのでそんなに気分は悪くない。
林道ゲートから2時間ばかし歩くとようやく渓谷の入口の展望広場?にやって来ます。

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あの真ん中の窪みが渓谷です!

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近づくと氷瀑の壁。

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次々と現れる大きな氷柱。

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広場から30分足らずで雲竜瀑の下に到着します。
ここからでも十分伝わる大きさ。

この場所からさらに滝壺の左岸を高巻きして氷瀑の直下に行くことができます。
ただ傾斜が急なので12本爪アイゼンを履いて行くことをお勧めします。

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実はこの日は快晴で大変温かく、気温も8℃前後まで上がっていました。
ワタシの場合、洞門岩でチェーンスパイクを履いただけで雲竜瀑まで来れてしまいました。
高巻きルートではさすがに12本爪アイゼンに履き替えましたが。

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気温が高く、解けた雪や氷の破片がかなりの頻度で落下していました。
氷柱に近づく場合はヘルメットを持参しましょう。

今回は天候に恵まれたので3シーズン用の靴と軽アイゼンで無事踏破できましたが、
ハイシーズンの頃はもう少し寒いと思われますので、冬用登山靴と12本爪アイゼン、それとヘルメット、場合によってはピッケル(高巻きの時の確保用)もあればよりベターでしょう。

コンディションと安全に留意してこれからも山行を楽しみましょう!

オザキ
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