みなさん、こんにちは、残雪の山はもう登られましたか?
今回は腐れ雪との悪戦苦闘でしたが、快晴の下、アルプスに匹敵する越後表裏三山の稜線の美しさと遠くに朝日連峰や飯豊連峰まで見れて、この上ない山行となった快晴の残雪の越後駒ヶ岳の山行レポートをお届けします。
1.柳沢出合から尾根に取りつきました

2.腐れ雪の尾根の急登

3.夏道が出てるところでは、タムシバや……

4.シヤクナゲ、

5.カタクリが出迎えてくれました

6.道行山まで来ると、越後駒ヶ岳までの稜線も見えて来ます

7.道行山あたりから見た荒沢岳、夢のような快晴です

8.ようやく超えた前駒、標高差300mくらいの登りを、腐れ雪でアイゼンのフラットフッティングが効かないので、 ずっと前爪キックステップで登ってきて、ふくらはぎの筋肉が張ってきたため、一休みしました。自分の影が青く見えて山の風景に溶け込んでいるのが、絵画のように感じます。

9.ようやく、避難小屋に着いて中ノ岳~兎岳の稜線や、

10.ポツンと一山の燧ヶ岳など、久しぶりの雪山の風景に、じんわりと満たされたような気持ちになりました。

11.ようやく立てた越後駒ヶ岳山頂、4年前に裏越後三山縦走計画でさっと登るつもりでした……

12.おなじみの八海山、八ッ峰くっきり見えます、なんとも楽しい岩稜帯です

13.山頂からのトラバース気味の下りが少し嫌らしかったので、小屋に着いて、少し休みます。越後駒ヶ岳避難小屋は、豊富な水ときれいなバイオトイレと銀マットまである超優良避難小屋でした。協力金2千円は安いですね、お世話になりました。

14.雪崩の凄い音を聞いて、気を引き締めて下山していると、オツルミズ沢方面のリッジにインベーダーみたいな雪形発見!

15.あちこちで雪が切れているので、アイゼンで、夏道の岩場を下ります

16.珍しい日暈も見えました

17.今回の越後駒ヶ岳登山では、時間的には短いものでしたが、小屋直下の斜面と小倉山直下の斜面でクライムダウンしました。ピッケルと前爪アイゼンがないと、クライムダウンが難しかったと思います。

チェーンスパイクで行ける山も多いかも知れませんが、残雪期の山は雪質が悪い事も多いので、ピッケルとアイゼンはやはり、必要ですね。シーズン始まったばかりですが、みなさん、念願の夏山に向けて、しっかり装備を整えて、事故のないシーズンにしましょう。
それでは、これにて、失礼します。
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