試乗記 BLACKCROWS camox freebird

イメージ 1こんにちは。
BLACKCROWS 試乗記の続きです。
 
前回のノーマル camox と乗り比べということで次に乗ったのがツーリングバージョン camox freebird
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シェイプは camox とほぼ一緒ですがノーマルのキャンバーありのツインロッカーに対してこの freebird はテールがハーフロッカーになってシールクリップのガイドとなっています。
そのためノーマルより各サイズ 約 3cm 程全長が短く設計されています。
おそらく余分なロッカーを省略することでエッジブリップの安定感を損なうことなく軽量化と取り回しのし易さに貢献していると思われます。
 
心材はポローニャ(桐)とポプラをカーボンとグラスファイバーで補強しています。
これにより少ししなやかになりますが極端に安定性やレスポンスを犠牲にすることなく軽量化につながっています。
 
このようにシェイプと心材の設計はバックカントリー向けに最適化されているのが freebird シリーズの特徴です。
 
それでは試乗した感想です。
基本的な特性は camox と変わりませんが滑り出しから軽量な分操作もさらに易しくなります。もともとターンが振りやすくなったNEW camox ですがスウィングウェイトがさらに軽くなり疲労軽減効果がありそうです。
登りで消耗した後の体力を滑走においてもカバーしてくれそうです。
深雪でもトップから浮力を感じテール側が振りやすく楽にターンができるのでテンポのいいショートターンが可能です。
軽量化による悪い特性である粘りのない淡泊な動作は感じません。
ハイスピードで飛ばしてもそんなにブレずに安定感もあります。
整地でのグリップも悪くありません。
 
もともと camox は深雪での楽な操作と整地での正確なカービングターンのバランスに優れたスキーですが camox freebird は更に軽快さとターンの容易さがプラスされ深雪の操作性が楽になってバックカントリーオールマウンテンの完成度を上げリニューアルされました。
深雪のフロート性能が増した NEW camox freebird は登ったあとの "デザート" が本当に楽しみなスキーです。
 
 
Frenchy aux Gais Alpins
 
 
ヒラモト
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