試乗記 4FRNT HOJI

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試乗レポートの続きです。
 
兄貴分のHOJIです。
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RAVEN はツーリングにフォーカスしたモデルですがHOJIはもっとパウダーを重視したものになります。センター112mmのフルロッカーでオールラウンドに使うファットとしては丁度いいセンター幅です。またセンター幅以上の浮力を発揮するフルロッカー構造がパウダーでの操作性を発揮します。
滑走面の形状とサイドカーブをマッチさせるリフレクトテックで圧雪でのカービングをも可能にしています。
 
もう何度も乗ってますが今回のコンディションでの印象です。
サイドのパウダーは当然ながら浮力があり抵抗が出ないので操作性は抜群で187cmを選べばロングターンからショートターンまで安定したターンが可能。ツリーランもし易く早い切り替えしが可能でテールの抜けがいいので加速します。179cmを選べばより細かいピッチのツリーランにも対応しますし軽量化にもつながります。小柄な男性や女性上級者にもいいでしょう。
エリックの説明でパウダーカービングセンセーションという言葉がありますがフルロッカーのボトム面が雪面をとらえカービングして行き硬めのテールでスムーズに抜けていきます。深雪に沈まずに雪上をスルスルと走っていきます。
 
だんだんと日が出てアイシーだったゲレンデもシャーベットになってきました。ロッカーファットはこういう春のコンディションでも浮力が出て足元が安定してロッカーで接地面が少ないので従来のキャンバースキーのようなブレーキが掛からないのでスピードが落ちないで安定します。
でもやはりハイシーズンにヒザパウ位のサイドのツリーランなどがいいですね。
RAVEN と比べ当然ですがオープンバーンになるとロングターンが安定して良いです。
RAVEN にも言えることですがフォールラインに縦にターンした時に性能が発揮されます。HOJIはパウダーでもふわりとしたサーフライドではなくスピードに乗ってカービングして行くスキーです。
 
また来季待望の女性用の HOJI が出ます。後傾にならずスキーを縦に落として行ける方であれば必ず楽しめるはずです。
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HOJI W は171cmが追加され160cm前後の女性スキーヤーが手軽にバックカントリーやサイドカントリーまたはフロントカントリー(ゲレンデ)においても扱いやすいサイジングとなっています。
また4FRNTの女性モデルは通常のセンター位置より若干テール寄りにセットバックされ女性の体形や骨格を考慮された コンツアーコア という独自のテクノロジーを取り入れたりと女性専用の設計がされています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
珍しいエリックのツリーランの映像があります。
映像全体の雰囲気も良くツリーランのセクションは最高です。
ヒラモト
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