試乗記 Whitedot skis Director Generation 2

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続いてホワイトドットからこちらもフルモデルチェンジした DIRECTOR ジェネレーション 2 181cm を試乗レポします。
4月に入って雪質は期待してませんでしたが試乗日のかぐらは午後になっても気温は上がりません。午前中にあせって試乗する心配なくじっくり乗る事が出来ました。
イメージ 1今期までの ディレクター はツインロッカー&ゼロキャンバーで構造上は来季モデルと変わりませんがキャンバー部分の有効エッジがかなり伸びています。トップとテール幅も広くなっているのでエッジを立てたターン中に有効エッジがさらに延長され安定したターンが可能になったと推測できます。
また広くなったトップ&テールはフリースタイルでのジブや着地のランディングパッドの安定性も高める効果もありオールラウンドに仕上がっています。
センター幅107mmは程よいファットで扱いやすく早い切り替えも可能なため各メーカーがチカラを入れているクラスと言えます。
ホワイトドットもオールラウンド性に磨きをかけた主力に位置付けているのではないでしょうか?
 
それでは乗った印象ですがサイドに入ってのパウダーランはフワッとしたサーフライド感覚が味わえファンな乗り味になっています。ゼロキャンバーながら比較的しっかりした足元になっているので振り込んだ後乗っていくと直進性が安定しています。トップからテールまでしなやかにたわんでパウダーカービングも可能です。コシがありながらしなやかなので低速でも少ない力でターンするので腕に自信のない初中級者や女性でも簡単に扱えるのではないでしょうか?
ツリーランは一番得意とするところでテールを振り込んでドリフトしながら早い切り替えしとスウィングウェイトの軽さで難なくこなしていきます。楽しいです。
ゲレンデに戻ると相変わらずのアイスバーンで思ったよりグリップします。やはり有効エッジが伸びた効果だと感じました。スピードを出すとさすがにロッカー部分はバタつきますが本来の目的が違うので仕方ないところです。高速でラグナロクほどは安定しませんが中速程度では何の問題もありません。少ない動作で回るのでスピードコントロールしやすいですね。
 
イメージするスキーヤー像としてはBCツアーやツリーランの多いサイドカントリー、たまにはパークにも入りたい一台で何でもこなしたいスキーヤーにいいのではないでしょうか?
軽量なカーボンライトなら約400g軽量化できBCにおいてアドバンテージになるでしょう。
 
 
ヒラモト
(株)とらや
台東区上野4-7-6
03-3831-5238
所属ライダー Rufus Tangen によるジブ映像 最後のセクションで履いてます。
 
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