皆さんこんにちは。
取付例の紹介です。
今回のお客様はスキー以外にもクライミングや沢登りととてもアクティブな40代の男性の常連さんです。
ミッドファットからパウダーボードまで色々と買って頂いていますがまだまだ気になる板があるようです。
今回のスキー WHITEDOT は本州ではなかなか試乗する機会が無く、実際色々と乗り比べしたいとなると北海道ニセコのニセコ343さんで試乗できます。
お客さんはニセコへBCツアーの際に試乗されたそうです。
選ばれたスキーは WHITEDOT preacher cabonlite 169cm
ホワイトドットスキーはほとんどのモデルでノーマルバージョンとカーボン補強された軽量のカーボンライトバージョンが用意されています。
特徴的なのは軽量化されたカーボンライトバージョンでも心材(ポプラ&アッシュ)は変わらないこと。
他メーカーでは心材も違う場合が多く乗り味が大きく変わる場合が多い。
ホワイトドットの場合、心材のポプラ&アッシュは変わらないので乗り味も大きく変わらず剛性と粘りに影響を受けにくいのでノーマルの乗り味が気に入って軽量化したい方に受け入れられやすいのではないでしょうか。
ロッカーの無いフルキャンバーでカービング特性が強いのでトップ形状は広く155mmでロッカーでなくてもパウダーの捕えが良く浮力の出るシェイプ。
ファットながら扱いやすいセンター幅112mm
フルキャンバーながらツインチップ形状でテールは抜けのいい133mm
長い有効エッジを生かしながら容易なターンと抜けの良さが感じられるシェイプ
トップシートに浮き出ているのはフラックス繊維。
フラックスというのは亜麻のことで振動減衰性に非常に優れていてその効果はカーボン繊維の10倍と言われている。
おもに航空産業で使われているようですがホワイトドットは早くからスキーに取り入れていて最近は他メーカーも取り入れ始めている。
カーボンライトシリーズはこのカーボン・フラックス・テクノロジーが最大の特徴といえます。
カーボンで軽量化ながらねじれ剛性やレスポンスをアップさせフラックス繊維は振動減衰性に効果を発揮する素晴らしいコンビネーション。
トップまでしっかりキャンバー
強力なエッジグリップと正確なコントロール、ベンド6mmで反応の良さを演出
テールまで伸びた有効エッジはターン後半のブースター効果を生み出す。
デフォルトで3°の鋭角処理されたエッジアングル
ベースは1°垂らしているので88°のエッジアングルとなっている。
旋回しやすい上エッジグリップにも優れた効果を発揮。
おなじみのスタイリッシュなベース
ビンディングは G3 ION
トップのオートマチックなはめやすさと前圧の効いた保持力が特徴のテックビンディング
ブーツは今期人気の TECNICA zero G guide pro
4バックル2ピースシェルながら超軽量仕様。
インナーは保温性と軽量化、速乾性に優れた palau liner 使用
軽い加重ではめやすく雪の詰まりにくいトゥーピース
隙間なく前圧の掛かったヒールピース
相性のいいおさまりのいいブレーキ幅
扱いやすいクライミングサポート
圧雪でのキレや優れたカービング性能とパウダーでの浮力と直進性の良さはそのままにBCでの軽量化も計れたセッティングになりましたね。
小柄な方なのでファットながら169cmと短めですが有効エッジが1490mmとしっかりあるので安定感バッチリですね。
整地での性能も非常にいいファットなので ”どっちも" 楽しんでください!
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