![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/T/Toraya-sports/20191113/20191113184948.jpg)
こんにちは。前回の続きです。
マットから来季の RENEGADE の変更点の説明を受けます。
約400gの軽量化がトピックス。
これは新たな構造によるもので軽量なアスペンに硬いメープルを挟んだものでその結果、フレックスを変えずに軽量化に成功、足元のビンディングのビス強化にハードウッドを使用しているとか。
また中央にカーボンストリンガーで補強されています。
マット曰く「若いときはスノーモビルで山を登っていたけど年をとるごとに歩いて登ってるよ(笑)」
ジョークで言ってますが自身が使ってみて実際ツーリングでも使えるように製品に反映されてるようですね。
マット「じゃスキー行こう!」というのでKUNIさんとともに滑ることに。
リフトでもいろいろ話を聞け「イリノイ州生まれで高校でモーグルやって大きな山がないので大学はカリフォルニアに移ってプロライダーになって4FRNT立ち上げてソルトレイクに移ったんだよ。」
最近のレッドブル・コールドラッシュでカイ・ピーターセンが優勝したことや自分と同じ NORRONA のウェアを着ていたので北米のアパレルマーケットについて聞いてみたりと話は尽きず、前にマットの板(MSP)あったことを振ってみると「次出すよ。もう少し太くなるけどね」なんて教えてくれました。
そうこうしてると終点に到着し滑りを拝見。
190cm位?の大柄でRENEGADE196を履くマットは上体が安定し非常に滑らかで器用です。無駄がなくスピードが速いのは流石です。
1本終わって皆さんと合流かなと思っていたらマットがもう1本行こうと。
あれエンジン掛かってきたかなー
2本ですが充実したパウダーを滑り本日参加の皆さんと合流したのでした。
さて試乗機に選んだ RENEGADE 186 。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/T/Toraya-sports/20191113/20191113184952.jpg)
この状況ほどマッチしているスキーはないのではないでしょうか。
中斜面が多いので深いパウダーでは失速要素が大きくなりますがリバースキャンバーとハードフレックスで走る走る。
サイドの波打った地形に積もったパウダーでは跳ねるうえピボットが効いてスーパー楽しい!
軽量化によるスウィングウェイトの軽さとカーボンストリンガーによる反応の良さも確実に効いています。
シールを付けたハイクアップも太さのわりに軽く感じ実用性が増しましたね。
良い進化を遂げたRENEGADEを実感しました。
この板を乗るといつも思いますがスキーは板任せ(オートマチック)でなく操作する(マニュアル)のが楽しいというのを再認識させてくれます。
キャンバーのスキーに限界を感じた方パウダーで走るスキーをお探しの方に是非乗って頂きたいスキーです。
最後はブラックダイヤモンド敦さん先導の元、皆さんで風で止まってしまった高速リフト下をハイクしてメンツルなゲレンデを滑って終了となりました。
日帰りながら内容の濃い充実した楽しい試乗会になりました。
別れ際まで「ソルトレイクにおいでよ」なんて気さくなマットありがとう。
KUNIさん、ブラックダイヤモンドの皆さんありがとうございました。
SHAPING SKIING - BEHIND THE SCENES Pt 1